沖縄県を旅行中に地震や津波の危険が迫ったら、と考えるとちょっと怖くなってしまいますね。
海に囲まれている沖縄県で、どこに避難したらいいか知っていると安心です。
沖縄県中部にある北谷町は、人気の観光スポットのアメリカンビレッジやサンセットビーチがある場所です。
2024年4月3日に、沖縄県に津波警報が発表されました。
幸い津波の被害もなく、今は余震などもなく落ち着いています。
北谷町は東シナ海に面している場所で、海抜が5メートル以下が多い場所です。
6メートルの津波が来た時には、浸水してしまうと想定されています。
もし北谷町で沖縄観光をしている時に津波警報が発表されたらどうしたらいいのでしょうか?
この記事では、沖縄の観光地北谷町で津波警報が発表されたらどうしたらいいのか、避難場所はどこにあるのかをご紹介します。
津波一時避難施設になっているホテルも一緒にご紹介します。
沖縄の観光中に津波の危険がせまったら!
沖縄県中部にある北谷町美浜は、観光地としてもとても人気がある場所です。
観光客の方はもちろんですが、地元の方も多く住んでいる美浜地区の海抜は5メートル以下のところが多い場所です。
海岸にも面しているので、地震の影響で津波による被害が出る事もあります。
津波についての注意点などをご紹介します。
地震の大きさで自己判断は危ない!
地震の大きさが小さいからといって、津波が来ないわけではありません。
実際に、震度3程度の小さい揺れでも、津波が発生し被害が出た事があります。
地震が小さくても津波が発生する事があります。
津波の高さは予想を超える事がある!
津波の予想よりも実際の津波の高さが高くなることがあります。
2011年の東日本大震災の時の津波は予想をはるかに超える高さの津波が押し寄せて来ました。
第一波よりも第二波・第三波と波の高さが高くなることもあるので、津波警報が解除されるまでは安心できません。
※津波注意報でも油断は禁物です。
解除されるまでは、海に近づいたりしないでください。
津波は突然やってくる?
津波には押し波といって、一度引いてから押し寄せてくる津波だけではありません。
突然、高い波が襲ってくることもあります。
2003年の十勝沖地震や2004年に発生したスマトラ沖地震では、波が海岸から引く事なく突如大きな波が押し寄せて来ました。
波が穏やかだからと安易に考えず、地震がおきた時の津波には気をつけてください。
津波のスピード
津波はあっという間に近づいてきます。
水深が深い場所ではジェット機並みの早さとも言われています。
仮に水深が10メートルの場合でも、1秒に10メートルの速さで襲って来ます。
津波が来たからと走って逃げても間に合いません。
津波の高さが大人の膝ぐらいの高さでも、簡単に流されてしまいます。
特に海抜の低い地域や海の近くでは、地震がおきた時には速やかに避難しましょう。
強い揺れはもちろんですが、弱い揺れが長く続く地震も津波が発生する可能性があります。
揺れを感じていなくても、津波警報が発表された時にはすぐに高台に避難するか近くにある頑丈な高い建物に避難するようにして下さい。
津波の遡上高(そうじょうこう)
遡上高は津波が押し寄せた後に、陸地を這い上がってくる最高地点の事です。
津波の2~4倍ほど高くなることがあります。
津波の予想高さだけでなく、遡上高の事も頭に入れてより遠くより高い場所へ避難をして下さい。
沖縄旅行で持っていると安心の避難時の荷物についてはこちらから ⇩⇩⇩ ⇩⇩⇩
北谷の避難場所は?
美浜アメリカンビレッジの近くにあるイオン北谷店です。
目の前には無料の大きな駐車場もあり、北谷の観光などで利用されています。
津波一時避難施設になっているので、津波警報が発表された際には、3階・屋外駐車場に避難する事が出来ます。
住所:沖縄県中頭郡北谷町美浜8-3
避難可能時間:24時間
収容人数:11.500人
避難経路:車両用スロープから3階・屋上駐車場へ避難
避難場所:3階・屋上駐車場へ避難
沖縄で起きた津波警報の体験談から得た注意などについてはこちらから ⇩⇩⇩
沖縄の北谷で避難できるホテルは?
沖縄県中部にある北谷町は、アメリカンビレッジがある人気の観光スポットです。
サンセットビーチなどもあり、観光客や地元の方達で賑わう場所です。
海が近い北谷町での観光中に、津波警報が発表たら避難できるホテルをご紹介します。
ベッセルホテルカンパーナ沖縄
この「ベッセルホテルカンパーナ沖縄|サウナ付大浴場(北谷・アメリカンビレッジ)」は、アメリカンビレッジの中心にあるホテルです。
人気の観光地で海にも近い場所にありますが、津波一時避難施設にもなっています。
避難時には、正面入口から入りホテルのスタッフの指示に従ってください。
ホテルの4階以上の廊下や共有スペースに避難する事が出来ます。
住所:沖縄県中頭郡北谷町美浜9-22
避難可能時間:24時間
収容人数:720人
避難場所:廊下へ避難
ザ・ビーチタワー沖縄
この「ザ・ビーチタワー沖縄(共立リゾート)」は、津波一時避難場所にもなっています。
サンセットビーチから高台まで避難するには距離がありすぎます。
高台を目指すよりも、サンセットビーチから一番近いビーチタワーに避難してください。
「ザ・ビーチタワー沖縄(共立リゾート)」は、正面玄関から入り、内階段から4階以上の共有スペースで避難する事が出来ます。
住所:沖縄県中頭郡北谷町美浜8-6
避難可能時間:24時間
収容人数:2.520人
避難場所:4階以上の共用スペース
この「コンドミニアムホテル モンパ」は、津波一時避難施設になっています。
サンセットビーチやアメリカンビレッジからとても近い場所にあります。
「コンドミニアムホテル モンパ」は、サンセットビーチからは徒歩で約3分程です。
外階段から4階から10階の廊下へ避難する事が出来ます。
施錠されているので、ホテルスタッフが開錠する事になっています。
住所:沖縄県中頭郡北谷町美浜8-12
避難可能時間:24時間
収容人数:497人
避難場所:4階から10階の廊下で避難
ラ・ジェント・ホテル沖縄北谷
この「ラ・ジェント・ホテル沖縄北谷/ホテル&ホステル」は、津波一時避難施設になっているホテルです。
うみんちゅワーフ(海の駅)から徒歩約1分の場所にあります。
「ラ・ジェント・ホテル沖縄北谷/ホテル&ホステル」は、海岸に近いホテルです。
近くには高台がないので、津波警報が発表されたらホテルへ避難してください。
スタッフの誘導で、左側にあるうち階段で4階から5階へ避難する事が出来ます。
ラ・ジェント・ホテル沖縄北谷の詳細についてはこちらから ⇩⇩⇩ ⇩⇩⇩
住所:沖縄県中頭郡北谷町美浜25-3
避難可能時間:24時間
収容人数:230人
避難場所:4階・5階の廊下で避難
ココシャスモンパの地図
この「ココシャスモンパ」は、うみんちゅワーフから徒歩約1分の場所にあります。
津波一時避難施設になっているので、津波警報が発表された時には避難する事が出来ます。
「ココシャスモンパ」では、外階段から4階5階の廊下へ避難する事が出来ます。
施錠されていますが、ホテルのスタッフが開錠してくれます。
住所:沖縄県中頭郡北谷町美浜25-1
避難可能時間:24時間
収容人数:254人
避難場所:4階から5階の廊下で避難
Sea Side Hotel The Beach
この「Sea Side Hotel The Beach」は、人気のシュノーケリングスポットがある宮城海岸の近くにあります。
宮城海岸からは、徒歩約6分程で行く事が出来ます。
「Sea Side Hotel The Beach」は、正面入り口から突き当りにある2つの外階段から4階へ避難する事が出来ます。
海岸近くでの津波は危険です。
地震を感じたら津波の可能性がるので、避難する事も考えて行動してください。
住所:沖縄県国頭郡北谷町宮城3-134
避難可能時間:24時間
収容人数:220人
避難場所:4階で避難
まとめ
沖縄県で、2024年4月3日におきた津波警報で、海に囲まれている沖縄でどう避難したらいいのかと考えるようになりました。
今回の津波警報での大きな被害はなかったのですが、実際にサイレンが鳴り響きいざ避難となった時に、どうしたらいいのか動く事が出来ませんでした。
今回の津波警報でどこに避難できる場所があるのかを調べました。
津波一時避難施設になっているホテルや施設があることを知り、沖縄に住んでいる方や観光客の方達にその存在を知ってもらう事で、津波から避難出来ればと思っています。
沖縄での津波警報が出された時の体験談や避難場所について、詳しくはこちらから ⇩⇩⇩
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