沖縄県では2024年4月3日に、津波警報が発表されました。
台湾付近を震源とする地震で、わずか15分後ほどで、与那国島に津波が到達していたことが分かりました。
沖縄の観光地は海岸沿いが多く、ちょうど春休みの時期でもあったので、沖縄旅行に来ていた方達も多い時期でした。
土地勘のない場所で、津波警報が発表されてもどこに避難すればいいか分からないですね。
旅行者の方達は、自分たちがいる場所が海から離れているのかも分からないので、どっちの方向へ避難するか分かりません。
そんな時に避難場所が分かると安心です。
この記事では、沖縄の観光中に地震や津波の避難が必要になった時にどうしたらいいのかや避難場所をご紹介します。
那覇市から浦添市や宜野湾市にある津波一時避難ビルについてもご紹介します。
沖縄で津波警報が!観光中にどうする?
沖縄を観光中に津波警報が発表され時は、突然のことで驚きました。
もし、土地勘のない観光地で自然災害にあったらどうしたらいいのでようか?沖縄の観光は、GWや夏休みはもちろんですが、冬でも観光客の方がたくさん旅行に来ます。
沖縄で避難しないといけない状態になった時に、どのように行動をすればいいのか、どこに避難をしたらいいのかなどをご紹介します。
沖縄の地震
強い揺れの地震を感じた時には、すぐに海や川から離れるようにします。
海に囲まれているので、津波が発生する可能性があるからです。
海が穏やかに見えるからと安心せずに、海から離れて高台に避難しましょう。
川にも津波が登ってくるので、川沿いを非難するのではなく、離れた場所に避難が必要です。
津波警報が発表され津波が来るまでの時間が少ない時には、無理に高台を目指さないで近くにある頑丈な高い建物に避難する事も考えて下さい。
沖縄で津波
沖縄県では、1771年4月24日に石垣島近海でマグニチュード7.4の地震が発生した事があります。
八重山諸島や宮古島に大津波が押し寄せました。
明和の大津波(八重山地震津波)では、石垣島に最大30mを超える大津波が襲来しました。
津波は第二波が一番大きいものだったようです。
地震からわずか数十分で到着した大津波、「まだ大丈夫」「ここなら大丈夫」と思わず出来るだけ海から遠く、高台や頑丈な高い建物に避難するようにして下さい。
私は、沖縄在中です。
2024年4月3日に発生した津波警報で、避難しようとするまでに20分もの時間がかかってしまいました。
幸い被害はなかったのですが、もしこの時の地震が沖縄近海で起こっていたなら、津波の被害にあっていたかもしれません。
沖縄は海に囲まれています。
大きな揺れを感じたら、津波が来るかもしれないと心得て避難するようにして下さい。
旅行中に自然災害にあったらどうしたらいいの?備えは?についてはこちらから>>
沖縄で津波がきた時の避難場所は?
沖縄県は海に囲まれているので、大きな地震が起こると津波の影響もあります。
地震の揺れを感じていなくても、近くの海域で地震が起これば津波が襲ってくる可能性があります。
スマホの緊急アラームが急になり出し、津波警報で、避難指示が出される事もあります。
実際に2024年4月3日におきた津波警報は、地震の揺れを感じていないのに急に鳴り響きました。
もし、そんな時に沖縄旅行に来ていたらどうなるのでしょうか?
今回は、沖縄のゆいレールについて地震や津波があった時の情報をご紹介します。
ゆいレール
ゆいレール(モノレール)は、沖縄県中心部の那覇市から浦添市にかけて走っています。
那覇空港からアクセスする事が出来るので、車を運転出来ない方でも沖縄観光を楽しむ事が出来る交通手段の1つです。
モノレールでは、沖縄の観光地を周る事が出来るので、たくさんの観光地の方も利用しています。
そんなゆいレールは、津波緊急一時避難ビルなんです。
ゆいレールの高さは駅に寄って違いますが、地上から8mから20mあります。
一番低い駅は、県庁前駅の改札駅の標高は8.7mです。
津波警報が発表された場合に、ゆいレール付近にいる場合は一時的に避難する事が出来ます。
ゆいレールの運行を一時ストップし、津波の危険が収まってから必要であれば、ゆいレールの職員の方達の誘導で近くの小学校などに避難する事が出来ます。
ゆいレールでは、どの駅でも避難時の訓練がちゃんとされているので安心です。
ゆいレールは那覇市を中心に浦添市まで、19駅あります。
特に那覇市周辺は、観光地に近い場所にあるので、避難しやすい場所になると思います。
地震や津波警報が出た時に、近くにゆいレールの改札口があるなら、避難場所として利用する事が出来ます。
沖縄で津波一時避難ビルのホテル(宜野湾市編)
沖縄の観光中に地震や津波などの自然災害にあったらと考えるとちょっと怖くなってしまいますね。
沖縄観光で海水浴などを楽しむ方も多いと思います。
今回は、宜野湾市にある津波一時避難ビルについてご紹介します。
宜野湾市には、イベントが多く行われる沖縄コンベンションセンターやスポーツ大会が行われる宜野湾海浜公園に、海水浴で人気のトロピカルビーチなどがあります。
すべて海の近くにある観光スポットです。
津波警報で、避難が必要な時に近くにある一時避難ビルになっているホテルをご紹介します。
ラグナガーデンホテルの地図・アクセス
この「ラグナガーデンホテル」は、津波避難ビルとして津波発生時の一時避難施設です。
海が近い場所にあるホテルですが、3.000人収容できる13階建てのホテルです。
「ラグナガーデンホテル」の近くには、野球大会やプロ野球の春季キャンプなどで利用される海浜公園やイベントが行われる沖縄コンベンションセンターなどがあります。
ホテルの近くには、トロピカルビーチもあるので、地元の方や観光客の方で賑わう場所です。
ユニオンですからスタジアム宜野湾からは徒歩9分程の場所にあります。
スタジアムのある海浜公園からは、すぐに「ラグナガーデンホテル」が見えます。
住所:沖縄県宜野湾市真志喜4-1-1
沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわんの地図・アクセス
この「沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん」は、2023年8月に津波避難ビルとして、緊急・一時避難場所として利用できるようになりました。
ホテルの近くには、トロピカルビーチやスポーツ大会が行われる、宜野湾海浜公園があります。
トロピカルビーチでは、沢山の方が海水浴を楽しんでいる場所です。
トロピカルビーチから「沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん」までは、徒歩で約10分程で行く事が出来ます。
海に近いですが、14階建てのホテルです。
プリンスホテルぎのわんの詳細はこちらから ⇩⇩⇩ ⇩⇩⇩
住所:沖縄県宜野湾市真志喜3-28-1
ムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンスの地図・アクセス
この「ムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンス」は、津波一時避難ビルとして津波発生時に避難する事が出来ます。
ホテルの近くには、宜野湾アリーナやイベントやコンサートが行われる沖縄コンベンションセンターがあります。
宜野湾アリーナから「ムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンス」までは、徒歩で約8分程で行く事が出来ます。
収容人数は2.110人で12階建てのホテルです。
住所:沖縄県宜野湾市宇地泊3-7-12
まとめ
沖縄県に観光で来ている時に、地震や津波の危険が迫った時にどうしていいのか困りますね。
そんな時の為に、津波避難ビルに指定されている施設やホテルをご紹介しました。
高台まで逃げる時間がない時には、遠くに避難する事だけでなく近くにある頑丈な高い建物に避難するという事も、避難の一つです。
今回ご紹介した、津波一時避難ビルのホテルはどれも海岸近くにあるホテルです。
全て12階以上のしっかりとしたホテルですので、避難をして下さい。
その際には、ホテルの方の指示をしっかりと聞いて避難誘導などがスムーズにいくようにして下さいね。
観光客の中には、日本語が分からずパニックになった観光客の方もおられるようです。
津波の情報などが分からないととても不安になりますね。
しかも、避難を呼びかける放送やサイレンが鳴り響く中で、初めての状況に私もパニックになっていました。
今回の津波騒動で、津波避難ビルがあることを知りました。
沖縄を訪れる方達や住民の方達が安心できる情報をこれからもご紹介していきたいと思います。
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