沖縄県北部にある今帰仁村には、世界遺産に登録されている今帰仁城跡があります。
今帰仁城跡の頂上からの景色は絶景で、海との水平線をながめることができます。
外郭の独特な形やきれいな景色の他には、沖縄のパワースポットとしても人気があります。
御嶽などもあるので、不思議な雰囲気を感じることが出来るかもしれません。
桜の咲く1月中旬から2月にかけても、ひと味違う今帰仁城跡の姿を観ることが出来ます。
この今帰仁城跡周辺には、観光に便利なホテルや旅館も多いです。
この記事では、今帰仁城跡の見どころや特徴についてまとめてみました。
毎年行われる桜まつりについてもご案内しますね。
また、観光に便利なおすすめホテルもご紹介しますので参考にしてください。
今帰仁城跡の見どころは?
沖縄県本島北部の今帰仁村にある今帰仁城跡は、2000年12月に世界遺産に登録されました。
琉球王国がまだ統一されていない13世紀ごろの三山時代の時の物です。
3つの地域に分かれて勢力争いをしていた時の北山城です。
沖縄県北部の地域を治めていた北山王の城が今の今帰仁城跡です。
1461年に中山軍に攻め落とされ、北山王国は滅びてしまいます。
1609年には、薩摩藩が琉球に攻め込み、今帰仁城が戦場となり城は炎上し、石垣だけになってしまいました。
まずは、券売機でチケットを購入します。 ⇩⇩⇩
通常期間:8:00~18:00(最終入場:17:30) ※1月~4月・9月~12月
夏期期間:8:00~19:00(最終入場:18:30) ※5月~8月
定 休 日 :年中無休
観覧料金 :大人 600円 / 中高生 450円 / 小学生以下 無料
10人以上:大人 480円 / 中高生 360円 / 小学生以下 無料 ※団体料金
※チケット購入で、今帰仁城跡と今帰仁村歴史文化センターも一緒に見学することが出来ます。
小学生以下が無料なのは嬉しいですね。 ⇧⇧⇧
今帰仁城跡のチケットを購入したら、今帰仁城跡入口と書かれた看板の方へ進んで行きます。
一番最初に見えてくるのが、今帰仁城跡の外郭です。 ⇧⇧⇧
お城を守る囲いの部分です。
数百メートルも続く石垣は、くねくねと曲線を描いていて目を引きます。
フォトスポットになっているので、ぜひ記念写真を撮ってくださいね。
こちらまでは、チケットがなくても見ることができる場所です。
世界遺産の今帰仁城跡は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」に登録されています。
この石畳を歩いて行くと、今帰仁城跡へ入る入口が見えてきます。
こちらで、先程購入したチケットを渡すと、今帰仁城跡へ入る事が出来ます。
入口の近くには、杖もありました。
枝で作られた杖も味があっていいですよ。
今帰仁城跡内は、手すりのない石段などもあるので、利用するのもいいですね。
この石段のまわりには、桜の木がたくさん植えられていました。
桜の季節にまた観に来ようねと子どもと話をしながら、石段を登って行きます。
今帰仁城跡の一番高い場所にある「御内原(ウーチバル)」です。 ⇧⇧⇧
ここからは、きれいな海をながめることが出来ました。
晴れた日には、伊是名島や伊平屋島も見ることが出来ます。
先程の位置から今度は、整備された階段を下りていくと、絶景スポットの「志慶真門郭(しげまじょうかく)」があります。
こちらからの景色もとても綺麗です。
こちらは、沖縄の方言で「カーザフ」といわれている場所です。
「カー」は川や湧泉を意味し、「ザフ」は谷間を意味しています。
自然が作り出した、独特の雰囲気のある場所です。
思っていた以上に今帰仁城跡は広くて、階段を上ったり下りたりを繰り返しました。
動きやすい服装と履きなれた靴での観覧をおすすめします。
最後は、今帰仁城跡の半券を使って、歴史文化センターの見学です。
今帰仁城跡から発掘された陶磁器など、今帰仁村の歴史を知ることが出来る展示がされています。
今帰仁城跡のチケットの料金に歴史文化センターの観覧料も含まれているので、ぜひ一緒に見学してくださいね。
開館時間:8:00~18:00(1月~4月・9月~12月)/ 8:00~19:00(5月~8月)
休 館 日 :年中無休
今帰仁城跡の桜がきれい!
沖縄県の桜は、毎年1月中旬から2月上旬にかけて咲きます。
沖縄ではおもに寒緋桜(カンヒザクラ)を観ることが出来ます。
ちょっと濃いピンク色をしているのが特徴の桜です。です。
上の写真は、今帰仁城跡の桜の写真です。 ⇧⇧⇧
沖縄の三大桜まつりの1つが、世界遺産の今帰仁城跡で行われる「今帰仁グスク桜まつり」です。世界遺産の今帰仁城跡には、たくさんのカンヒザクラが植えられているので、見ごたえがあります。
きれいな寒緋桜と世界遺産の今帰仁城跡が絶景です。
桜まつりの時期になると、夜にはライトアップもされるので、きれいな夜桜を楽しむこともできます。
私たちが、今帰仁城跡にいったのは、2024年の11月ですが、桜が咲いていました。 ⇧⇧⇧
季節をまちがえて咲いたのかな?
空の色と桜のかわいいピンク色がとってもきれいでした。
開 催 期 間 :2025年1月25日(土)~2月2日(日)
開 催 時 間 :8:00~21:00(最終入場:20:30)
ライトアップ:18:00~21:00
観 料 金 :大人 600円 / 中高生 450円 / 小学生以下 無料
開 催 場 所 :世界遺産 今帰仁城跡
桜祭りの時期には、駐車場がとても混み合うので、公共交通機関の利用をおすすめします。
今帰仁城跡駐車場(P1~P4)320台
<臨時駐車場>
北山病院駐車場・今泊グラウンド・今帰仁村立兼次小学校運動場
※臨時駐車場から無料バスが運行します。
今帰仁城跡の所要時間はどれぐらい?
今帰仁城跡の見学の所要時間は約30分ほどと聞いていましたが、実際の所要時間は1時間ほどかかりました。
きれいな景色をながめたり、記念撮影をおこなったりとしていると時間がかかります。
その後に、歴史文化センターの見学で約10分から15分かかったので、トータルで約1時間15分です。
今帰仁城跡から歴史文化センターへの移動する時間やお土産屋さんを見たりするなら、1時間半以上は時間が欲しいところです。
景色だけでなく今帰仁城跡内にある御嶽(うたき)や火神など、沖縄の聖地もじっくりと見るならもう少し時間が必要です。
今帰仁城跡のボランティアガイド
今帰仁城跡の見学をボランティアガイドの方が案内してくれるサービスがあります。
歴史が分からなくてもガイドの方と一緒にまわると、いろいろとおもしろい発見があります。
時間に余裕がある方は、ボランティアガイドを利用してみるのもいいですね。
ガイドさんがいるかどうかは、チケット売り場のよこに案内表示で確認できます。⇧⇧⇧
こちらの看板が不在でなければ、無料でガイドをお願いすることが出来ます。
ガイドをお願いすると、約1時間~1時間半ほど時間がかかるので、いろいろと今帰仁城跡の歴史について知ることが出来ますよ。
時 間:8:30~16:00
所要時間:約1時間
定 休 日 :年中無休
受 付:ガイド受付
休憩所とコインロッカー
券売所の右側の入口を入ると休憩所があります。
暑い日などは、ソファーに座って涼むのもいいですよ。
ちょっとした休憩が出来る場所があるのは嬉しいですね。
コインロッカーもあるので、スーツケースなどを持っている時には預けることが出来ます。
料金:300円
今帰仁城へのアクセスと駐車場!
この今帰仁城に行くには、車やバスでアクセスすることが出来ます。
今帰仁城跡へのアクセス方法や駐車場についてご紹介します。
今帰仁城跡へ車で行く方法
那覇空港から今帰仁城跡へ沖縄自動車道を利用して約1時間35分かかります。
本部の表示を左折し国道449号に入ります。
屋部東の交差点を右折 → 為又(びいまた)北の交差点を左折して、県道84号に入り進みます。
左折して国道505号に入ると3㎞ほど進むと、今帰仁城跡の看板が見えてきます。⇧⇧⇧
この今帰仁城跡の看板を左折すると今帰仁城跡の駐車場が見えてきます。
那覇空港から今帰仁城跡までは、かなり時間がかかります。
アクセスする間にはいろいろな観光スポットもあるので、沖縄の観光を楽しみながら、今帰仁城跡へ行くのもいいですね。
美ら海水族館からは、車で約15分ほどでアクセスできるので、備瀬のフクギ並木と一緒に今帰仁城跡の観光もおすすめです。
駐車場
今帰仁城跡周辺には、駐車場がたくさんあります。
私たちが利用したのは、第2駐車場です。
今帰仁城跡の入口や歴史文化センター・お土産屋さんが集まる場所だったので、とても利用しやすい場所でした。
収容台数:320台
利用料金:無料
第2駐車場:今帰仁城跡入口の反対側 ※上の写真の場所です。
第3駐車場:今帰仁城跡の入口から少し離れた場所
第4駐車場:今帰仁城跡の入口から少し離れた場所 県道115号線を渡った先
今帰仁城跡周辺へバスで行く場合
沖縄県本島北部のやんばる急行バスが乗り放題でお得に利用することが出来ます。
お得な本部・今帰仁フリーきっぷがあります。
四島線では、沖縄本島・瀬底島・屋我地島・古宇利島を結ぶ路線バスです。
美ら海水族館近くのホテルにも停車するので、バスでの観光を楽しむことが出来ます。
もちろん、世界遺産の今帰仁城跡にも停車するので、乗り放題のフリーきっぷを利用してお得に沖縄観光をすることが出来ます。
※今帰仁村字今帰仁城跡入口バス停 下車 徒歩約15分
坂道を上って行くので、歩くと結構キツイ道のりです。
やんばる急行バスは、那覇空港や那覇市内までは乗り換えなしで運行している急行バスです。
今帰仁城跡の観光の後に那覇方面に移動されるかたには、便利な急行バスです。
今帰仁城跡のおみやげ屋さん
今帰仁城跡のチケット売り場周辺には、お土産屋さんがいろりろとありました。
今帰仁ハーブ園
今帰仁城跡のチケット売り場にある「今帰仁ハーブ園」では、自社農家で栽培したハーブを使ったアロマオイルやハーブティーを販売しています。
アロマオイルで人気のローズマリーやラベンダーはもちろんですが、沖縄らしい月桃(さんにん)・シークヮーサー・カーブチー(沖縄在来の柑橘系)など、自分たちで育てた植物から作っているオイルです。
実はこの今帰仁ハーブ園は、日本の有名な化粧品メーカーやアロマで人気のお店にも原材料として卸している凄いお店なんです。
品質は上質なので、今帰仁城跡の見学が終わった後に寄ってみるのもいいですね。
予約をすると、ハーブ抽出・石鹸作り・香り体験などができるので、ハーブに興味のある方はぜひ予約して体験してみてくださいね。
営業時間:9:00~17:00
定 休 日 :不定休
電話番号:0980-56-4622
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101(今帰仁城跡のチケット売り場周辺)
やんばるの城
こちらの「やんばるの城」では、今帰仁城のグッズを多く取り揃えています。
今帰仁城跡の限定島ぞおりがとっても可愛いです。
沖縄の可愛いお土産がたくさん販売されているのでチェックしてみてくださいね。
営業時間:9:00~17:00
定 休 日 :水曜日
電話番号:090-6856-2616
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101(今帰仁城跡のチケット売り場周辺)
今帰仁城跡周辺のおすすめホテル
今帰仁城跡の周辺には、素敵なホテルや観光に便利なホテルがいろりろとあります。
沖縄観光に利用しやすいおすすめのホテルをご紹介します。
オリオンホテル モトブリゾート&スパ
この「オリオンホテル モトブリゾート&スパ」は、今帰仁城跡まで車で約10分ほどで行くことが出来ます。
沖縄県で人気の観光スポットの美ら海水族館や備瀬のフクギ並木なども近くにあるので、沖縄観光を楽しむことが出来るおすすめのホテルです。
このホテルの総合評価は「4.84」です。( 評価詳細は こちら>> )
季節限定のガーデンプールや1年中楽しむことが出来るインドアプールもあるので、ホテルステイを楽しむことが出来ます。
天然温泉もあるので、沖縄観光で疲れた身体をのんびりと癒すことも出来ます。
また、「オリオンホテル モトブリゾート&スパ」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
飛行機の交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。 ⇩⇩⇩
このホテルの紹介記事はこちら ⇩⇩⇩
アラマハイナコンドホテル
この「アラマハイナ コンドホテル」は、全室オーシャンビューで寝室とリビングが分かれているスイートタイプのお部屋になっています。
展望大浴場からは、沖縄のきれいな海をながめることが出来ます。
季節限定のインフィニティプールもあるので、沖縄を満喫することが出来ます。
今帰仁城跡までは車で約10分、美ら海水族館までは車で約5分ほどでアクセスできるので、本部町周辺の観光に便利なホテルです。
このホテルの総合評価は「4.57」です。( 評価詳細は こちら>> )
ホテルの目の前には、商業施設の「ハナサキマルシェ」があるので、グルメやショッピングなどを楽しむことが出来ます。
ハナサキマルシェについて詳しくはこちらから ⇩⇩⇩
また、「アラマハイナ コンドホテル」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
飛行機の交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。 ⇩⇩⇩
このホテルの紹介記事はこちら ⇩⇩⇩
ロイヤルビューホテル美ら海
この「ロイヤルビューホテル美ら海」は、美ら海水族館に1番近いホテルで徒歩でアクセスすることができます。
備瀬のフクギ並木にも近いので、沖縄観光の拠点としてとても利用しやすいホテルです。
無料のシャトルバスで、商業施設のハナサキマルシェにアクセスすることができるので、沖縄の観光やグルメにショッピングなどを、車(レンタカー)なしで楽しむことが出来ます。
このホテルの総合評価は「4.25」です。( 評価詳細は こちら>> )
季節限定の屋外プールもあるので、沖縄観光とホテルステイを楽しむことが出来ます。
また、「ロイヤルビューホテル美ら海」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
飛行機の交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けちゃいますよ。 ⇩⇩⇩
このホテルの紹介記事はこちら ⇩⇩⇩
まとめ
世界遺産の今帰仁城跡につては、いかがだったでしょうか?
外郭の石垣が、数百メートルにもわたり、くねくねと蛇行している様子はとても不思議でした。
きれいな青空と石垣と緑の色が映えてとってもきれいな景色を楽しむこともできました。
ガイドさんがいればもっと詳しく、沖縄の歴史を知ることができたのですが、ちょうど目の前でガイドさんが案内に行く時で、タイミングが合わず残念でした。
世界遺産の今帰仁城跡を見て回るだけでもきれいな景色を眺めることが出来ますが、ガイドさんがいると、面白いお話も聞くことが出来るので、時間に余裕がある時にはぜひ利用してみてくださいね。
今回は、今帰仁城跡と周辺のおすすめホテル情報をご紹介しています。 ⇩⇩⇩
世界遺産の今帰仁城跡のある今帰仁村周辺には、人気の観光スポットがたくさんあります。
今帰仁村にある離島の古宇利島で絶景ドライブ!についてはこちらから>>
今帰仁城跡から車で約10分ほどの場所に、人気の観光スポットの美ら海(ちゅらうみ)水族館があります。
美ら海水族館のチケット割引について詳しくはこちらから ⇩⇩⇩
美ら海水族館について詳しくはこちらから ⇩⇩⇩
美ら海水族館の近くには、福を呼ぶ木といわれるパワースポットの備瀬(びせ)のフクギ並木があります。
備瀬フクギ並木について詳しくはこちらから⇩⇩⇩
車で行くことが出来る離島の伊江島(いえじま)では、日本一早いゆり祭りを見ることが出来ます。
日帰りで観光出来る伊江島について詳しくはこちらから ⇩⇩⇩
世界遺産今帰仁城跡のお得情報についてはこちらから ⇩⇩⇩ ⇩⇩⇩
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