沖縄県北部にある本部町(もとぶちょう)から見える離島の伊江島(いえじま)は、日帰り観光が出来る観光スポットです。
本部港からフェリーで約30分程で行く事が出来るので、美ら海水族館などの人気の観光スポットと一緒に沖縄観光を楽しむ事も出来ます。
車で行く事が出来る離島もあるので、沖縄の日帰り離島めぐりも楽しいですね。
車で行ける離島の古宇利島を絶景ドライブ!についてはこちらから>>
伊江島の中心から少し東寄りに伊江島タッチュー(城山)がそびえ立ち、島のシンボルとして県民に親しまれています。
オフスクレープという現象でできた世界でも珍しい山です。
新しい岩盤の上に古い岩盤が上にのる現象で、世界でも伊江島でしか見る事が出来ない珍しい現象で出来た山です。
今回はそんな、伊江島のシンボルの伊江島タッチューに登って来ました。
伊江島の特産のソーダやあんこもちも美味しかったです。
フェリーについても一緒にご案内します。
沖縄の伊江島タッチューに登ろう!
伊江島にそびえ立つ城山(ぐすくやま)は、高さ172mの山で291段の階段を登ると頂上まで行く事ができます。
沖縄県の離島なのに、日帰り観光が出来るので、気軽に伊江島を楽しむ事が出来ます。
城山はタッチューと呼ばれて親しまれています。
沖縄の方言で尖っているという意味で、城山は先端がとがっている事から、「タッチュー」と呼ばれています。
登山時間はわずか15分程なので、気軽に登山を楽しむ事が出来るはずだったのですが…
伊江島タッチューの登山口から、石段を登って登山スタートです。
気軽に登れると聞いていたので、軽い気持ちで伊江島タッチューに挑戦しました。
登り始めはこんな感じでゆるやかな道が続きます。
これなら大丈夫そうと思ったのもつかの間、急な階段が見えて来ました。
いよいよ、タッチュー登山の本番です!
最初のこの階段はまだ、緩やかで上りやすかったのですが、この後からが急こう配の階段が続きます。
体力のない私は「ハーハー・ゼイゼイ」と息が上がります。
あまりにもきつくて、階段の写真が撮れませんでした。(笑)
この中間地点まででも、息が上がって足もパンパンです。
中間地点からは階段も狭く、さらに急こう配の階段が続きます。
登る人と降りる人が譲り合いながら行きかうのでちょっと怖いです。
タッチューから降りてくる人は「もう少しだよ」「頑張ってね」と優しい声掛けをしてくれます。
その言葉に励まされ、ゼイゼイ言いながら1歩1歩登って行きます。
中間地点を過ぎると少し視界が広くなり、綺麗な景色が見えてきます。
風も気持ちが良いです。
急こう配の階段を下りるのが怖いので、もう後戻りはできません。
ここまできたら頂上まで登りたいのでがんばります。
8合目の看板が見えました。
「ちばりよー」と書かれていました。
沖縄の方言で、がんばってーという意味です。
ここですれ違う人たちからは「もうすぐだよ」「頑張ってね」と声をかけてもらいました。
この優しい言葉がけのお陰で最後の力を振り絞り登りました。
やっとの思いで頂上に到着です。
私よりも年配の女性の方が、ちょうど降りてくる時でした。
手すりもなく、足場は岩だらけだったので、手を差し伸べると私の手を取り「今度はバトンタッチだね。頑張って降りてくるさー」と言って降りて行かれました。
知らない人同士でも、タッチューを登ってみんなの気持ちが一つになるような、優しい気持ちになれるタッチューの登山でした。
伊江島の絶景スポット!日帰り観光プランについてはこちらから>>
頂上では旦那と子どもが待っていました。
2人とも私の姿が見えなくて、大丈夫かな?と心配していたそうです。
15分の登山とはいえ、急な階段を上るのはキツイの一言です。
旦那も頂上でダウンしていました。
360度見渡す事ができる、タッチューの頂上は絶景でした。
海風が気持ちいい。
旦那も私も頂上で動けずにいましたが、さすが子どもは体力があります。
頂上でも元気に「写真撮ってー」とはしゃいでいました。
頂上から降りる時の写真です。
急な階段を見て、登るよりも降りる方が怖さを感じます。
チェーンが付いていましたが、場所によっては片側しかないところもあります。
私の膝は頂上に行くまでにガタガタです。
こんな急な階段が下まで続いていると考えるとゾッとします。
ゆっくりと登る方に道を譲りながら降りて来ました。
私が登る時に、優しい言葉をかけてもらい頂上まで登る事ができたので、私も登ってくる方に「もう少しですよ」「頑張って下さいね」と声をかけながら降りました。
タッチューに登る事によって、人の優しさを実感できたとてもいい経験になりました。
伊江島タッチューの伝説
伊江島タッチューには、力(ちから)タンナーパの伝説が残されていました。
攻めてきた敵を追い払うために、大きな石を投げたとされています。
その時に、力タンナーパが踏ん張ったとされる大きな足跡が残されています。
こちらが⇧ ⇧ ⇧ 力タンナーパの足跡です。
中にはお賽銭が入っていましたが、注意書きで「お金を入れないでください」とありました。
力タンナーパは、島の救い主として崇められ、伝説が現在まで伝えられています。
登山の後の伊江島ソーダが最高!
登山の後は、タッチューの登山口にある売店で、イエソーダーをゲット!
タッチューに登る前からイエソーダを飲もうと決めていました。
伊江島の北西部にある湧出(ワジー)と呼ばれる断崖絶壁から湧き水があります。
その湧き水と一緒に作られたのが、イエソーダです。
イエソーダーは4種類ありました。
上の写真は、大宜味村のシークヮーサーと伊江島のマース(海塩)から作られた「グリーンマース」(左)
ピンク色のイエソーダーは、ドラゴンフルーツの「ピンクドラゴン」(右)です。
他にも、伊江島の黒糖で作った「ブラックコーラ」
テッポウユリをイメージした「ホワイトソーダ」もありました。
ひと汗かいた後のソーダは、美味しかったです。
好みでいうと、ピンクドラゴンが美味しかったです。
ぜひ、伊江島に行かれたら飲んでみてくださいね。
伊江島のあんこもち
伊江島行きのフェリーの中で買った、伊江島のあんこもち美味しそうで思わず買ってしまいました。
タッチューに登ってイエソーダを飲みながら、あんこもちをパクリ。
疲れた時の甘いもの良いですね。
紅芋で作ったお餅の中は、えんどうまめで作ったあんが入っていてとても鮮やかな色をしています。
月桃(げっとう)の葉と一緒に蒸しているので、沖縄のムーチーを食べているような懐かしいサンニン(月桃)の香りがたまりません。
えんどうまめのあんこの味がアクセントになって、甘さは控えめですがなんとも優しい味にほっこりとしました。
伊江島でしか食べる事の出来ない、「幻のあんこもち」とも言われるほど、朝から売り切れてしまうほどの人気のお餅です。
無病息災を願って食べたり、赤ちゃんが生まれて初めての時には「初(ハチ)ムーチー」と言って、赤ちゃんの健康と成長を願い、沢山の人に守られるようにと願いを込めて、近所の方や親せきの方やムーチーを配る習慣があります。
沖縄伊江島のフェリーの時間は?
本部港から伊江島へのフェリーは、通常1日4便です。
伊江島一周マラソン大会やゆり祭り・ゴールデンウィーク・夏休みの間の運航では、便数が増えます。
伊江島へのフェリーの時間について詳しくはこちらから ⇩⇩⇩ ⇩⇩⇩
伊江島の他に車で日帰りできる離島、古宇離島や瀬底島もあります。
神秘的な古宇利島のパワースポットや観光情報!についてはこちらから>>
伊江島タッチューへの行き方
沖縄本島の本部港からフェリーで約30分程で、伊江島の伊江港に着きます。
そこから車で約10分程で、伊江島タッチュー(城山)に行く事が出来ます。
タッチューの登山口には駐車場もあるので、車でアクセスしても大丈夫です。
伊江港周辺でタクシーに乗るかレンタカーを借りる事も出来ます
フェリーに車を乗せていく事も出来ますが、事前予約が必要です。
伊江島でレンタカーを借りるならこちらから ⇩⇩⇩
伊江島周辺のおすすめホテル
伊江島には沖縄県北部の本部町からフェリーで行く事が出来ます。
本部町周辺には、沖縄の観光地がたくさんあります。
日帰りできる離島は、伊江島以外にもあるので、いろいろな楽しみ方が出来ます。
瀬底島は車で行ける離島!天然ビーチを楽しもう!についてはこちらから>>
ホテルマハイナ ウエルネスリゾートオキナワ
この「ホテルマハイナ ウェルネスリゾートオキナワ」は、プールや大浴場があり楽しむ事が出来るリゾートホテルです。
ホテルの敷地内にある徒歩1分の場所には、「オキナワ ハナサキマルシェ」という商業施設があるので、食事にショッピング観光も楽しむ事が出来ます。
マリンアクティビティやフィールドアクティビティも充実しています。
ホテルマハイナ ウエルネスリゾートオキナワについて詳しくはこちらから ⇩⇩⇩
オリオンホテル モトブリゾート&スパ
この「オリオンホテル モトブリゾート&スパ」は、お部屋から伊江島を見る事が出来す。
アウトドアプールがあり、目の前に広がるエメラルドビーチには、水着のまま行き来する事が出来ます。
オリオンホテル モトブリゾート&スパで絶景を堪能!についてはこちらから>>
天然温泉は、約2憶年以上前の地層から湧き出ていて、伊江島を眺めながらゆったりとくつろぐ事が出来ます。
オリオンホテル モトブリゾート&スパについて詳しくはこちらから ⇩⇩⇩
マレアリゾート・モトブ
この「マレアリゾート・モトブ」は、全室オーシャンビューで綺麗なエメラルドブルーの海を眺める事ができます。
本部港までは、車で約2分で行く事が出来るので、日帰りの伊江島観光にもとても利用しやすい場所にあります。
人気の観光スポットもあるので、沖縄観光の拠点にとても便利です。
周辺観光には、美ら海水族館・備瀬フクギ並木・瀬底ビーチなどがあります。
まとめ
沖縄県北部にある日帰り観光が出来る、伊江島のタッチューに登って来ました。
簡単に登れる山だと思っていたのですが、かなりの急こう配な階段で大変でした。
ただ、タッチューの頂上からの景色はとても綺麗で、大変な思いをしましたが登って良かったと思います。
人の優しさにも触れる事が出来る、伊江島タッチューの登山は、子どもにもいい経験をさせる事が出来たと思います。
ゴールデンウィークの後半でとても天気も良かったので、頂上からの景色は最高です。
ただ、熱中症対策が必要ですので、帽子・飲み物・タオルなどを持って登って下さいね。
日本で一番早く見ることが出来る、伊江島のゆり祭りも一緒に見てきました。
100万輪のテッポウユリや、世界のカラフルなユリはとても綺麗でした。
ぜひ、日帰り観光出来る伊江島に遊びに行ってみてくださいね。
伊江島観光と一緒に楽しみたい沖縄の観光スポットについてはこちらから ⇩⇩⇩
沖縄の名護市には沢山の観光スポットがあります。
伊江島観光と一緒に巡ってみてはいかがでしょうか?
名護市周辺の観光スポットについてはこちらから ⇩⇩⇩ ⇩⇩⇩
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