13年ぶりに沖縄県で津波警報が発表されました。
2024年4月3日におきた、台湾付近を震源とする地震が起こり、沖縄県が一時騒然となりました。
ちょうど春休みの時期で、沖縄に旅行に来ている方達も多い時で、きっと観光に来られていた方達は、土地勘もないのでもっと怖い思いをされたと思います。
交通機関にもいろいろな影響が出ました。
私は沖縄県に在中ですが、津波の避難時にパニックになってしまいました。
この記事では、沖縄で起きた津波警報でどんな影響がでたのか、高台がどこか分からない時の避難の仕方などをご紹介します。
旅行中でも持って行く事が出来る、避難の時に便利な必需品なども一緒にご紹介します。
沖縄の地震で観光客の影響は?
2024年4月3日におきた地震と津波警報の影響で、沖縄県では交通機関にもいろいろと影響が出ました。
飛行機の離着陸にも影響がでてしまい、観光客の方も大変な思いをされたと思います。
他にも、車で避難する方が多かったために、おこった問題もあります。
飛行機に影響が!
4月3日に沖縄県で津波警報が発表された影響で、空の便にも大きな影響がありました。
那覇空港では津波警報の影響で搭乗手続きが中止され、乗客を3階に避難させるなどの避難誘導が行われました。
飛行機の離着陸も停止され空港内では、沢山の旅行客の方が足止めをされました。
10時53分には、離着陸の停止も解除されましたが、運行の再開までには時間がかかり、0時44分からは、飛行機も動き出しましたが、多くの便で遅れがでてしまいました。
結局16時の時点で、国内線・国際線合わせて79便が欠航する事になりました。
車での避難で渋滞!
沖縄県は車社会なので、今回の地震で車で避難する人がとても多く、高台へ向かう車で大渋滞になりました。
場所によっては、警察の交通規制で、2車線2車線の道路が4車線とも高台へ向かう道へと変わるほどでした。
ひどい渋滞でこのままでは津波の被害が出ると、警察官の迅速な対応で4車線に変更したそうです。
まさに命がけの行動です。
渋滞がなければ多くの方がもっと早くに避難出来ていたかもしれません。
今回の地震で、津波の被害が無くて本当に良かったです。
実は、私も車で避難をした一人です。
車での避難が危険な事を今回のことで感じました。
車は渋滞していて進まないけど、歩道を歩いて避難していく人たちは、どんどん先へ避難していきます。
避難する時には歩いて避難する事が大事だと実感しました。
今回の津波警報で大きな災害もなく終わったので良かったのですが、これを経験に津波の時にどうしたらいいのかを考えるようになりました。
渋滞してしまっては、本来避難出来る方達も避難できなくなってしまいます。
沖縄自動車道(高速道路)
津波警報が出されてから約15ほどで、沖縄自動車の那覇IC~許田ICまで全線通行止めになりました。
10時40分に津波警報が注意報に変わった為、10時41分には、沖縄自動車の通行止めも解除されました。
沖縄自動車道は高台にあるので、通行止めになりましたが、避難の為の入口は開けられていたようです。
東日本大震災の時に多くの方が高速道路に避難をし、津波から逃れる事が出来た事例をうけて避難場所として利用されている県も多いです。
沖縄旅行中の地震に避難はどうする?
沖縄旅行で地震や津波などの自然災害に遭遇した場合は、どうしたらいいのでしょうか?
土地勘がないうえに、今いる場所が海から離れているのか高台はどこにあるのかが分からないなど不安な事が多いと思います。
津波避難ビルになっているホテルや施設はこちらから ⇩⇩⇩ ⇩⇩⇩
垂直避難も大事!
海に囲まれた沖縄で津波の危険が迫った時にどこに避難したらいいのかとパニックになってしまう方もおられると思います。
特に観光で沖縄に来ていたら、土地勘もないのでどの方向が高台かも分からないですね。
強い地震の揺れや、長い揺れを感じた時には、津波の可能性もあるので海岸近くなどにいたら、とにかく海や川から離れる事が第一になります。
地震の揺れを感じていなくても、津波警報のアナウンスなどを耳にしたらすぐに避難です。
海水浴などをしている場合には、すぐに海から上がりましょう。
出来るだけ海から遠く離れた高台に避難したいのですが、海岸近くでは高台まで行く事が出来ない事もあると思います。
海岸近くには津波避難ビルや津波避難タワーが指定されている建物もあるのでそこへ避難しましょう。
少しでも海から遠くへ避難したいですが、津波の到着時間がない時や高台まで避難する事が困難な時には、近くの高い建物の上層階に避難する事も避難の一つになります。
高い建物の上層階に避難する事を「垂直避難」といいます。
私自身も垂直避難という事は頭になく、海から遠い高台に避難する事しか考えていませんでした。
遠くへ避難するか垂直避難で、高い頑丈な建物に避難するかの判断はとても難しいですが、身を守る為の避難の一つとして、頭の片隅に入れていてもいい情報だと思います。
海岸近くの商業施設では?
今回沖縄で起きた、津波警報の時の友人の体験談です。
ゲームセンターで働いている友人は、津波警報が発表されている事に気づいていませんでした。
仕事中で携帯も所持していませんでした。
ゲームセンターなので店内はとてもうるさく、避難を呼びかける店内放送もよく聞こえなかったそうです。
近くの子供服売り場の店員さんが、津波警報が出ているから避難するようにと声をかけてくれたことで、初めて津波警報が出ている事に気が付いたそうです。
店内にはテレビもないので情報も入ってこなかったそうです。
そこから、高台に避難するのではなく、そのまま施設の屋上に避難しました。
これが垂直避難なんですね。
津波警報が出されている事にも気づかず、避難が遅れてしまった時の避難方法です。
満潮時刻も近かったため、避難解除になってからも少しの間は、様子を見て避難を続けたそうです。
友人の話では、屋上に避難している間、日差しが強くて大変だったと言っていました。
沖縄は日差しが強いので、熱中症になる危険があります。
沖縄旅行でも持って行きたいアイテムの帽子や折り畳みの日傘に扇子など暑さをしのぐものや飲み物は、避難する時にも必要になります。
意識的に、沖縄に来たら持ち歩く事をおすすめします。
今回の津波警報の解除は、3時間ほどで解除されましたが、解除されるまで長期戦になることも考えられます。
沖縄で地震に!?旅行中で持っておきたい必需品は?
旅行に行くからといって、大きな避難グッズを持ってくることは出来ません。
しかし、沖縄旅行の荷物で避難する時に便利なグッズはあります。
沖縄県は、とても日差しが強いので熱中症にならないようにするために、旅行の必需品でもあり、避難する時にも必要な持ち物をご紹介します。
飲み物
沖縄はとても暑い場所です。
今回の4月3日におきた津波警報の時にも、日差しは強く非難で歩いている時にもとても暑く汗をかきました。
避難場所に行く途中もですが、長時間避難場所に留まる時にも飲み物が必要です。
屋外で長時間の避難も考えられます。
沖縄の観光をしていても、暑いのでこまめに水分補給が必要です。
観光する時の必需品の一つです。
こちらは、折り畳み傘を入れるケースですが、ペットボトルを入れる事も出来ます。
ケースを広げるとタオルにもなるので便利です。
帽子
帽子は熱中症対策に必要なグッズです。
避難場所まで歩く間に熱中症になるリスクがあります。
避難場所でも室内であればいいですが、屋上などの日差しが当たる場所での長時間の避難は、とても暑く危険です。
沖縄旅行にも必要なアイテムの一つです。
折り畳みができる帽子があれば必要な時にカバンから出してかぶる事も出来ますね。
折りたためる帽子なので、カバンの中に収納するのも邪魔にならずに簡単に出来ます。
つばも広く遮光タイプ・UVカットもついているので、日差しの強い沖縄でも安心して使えます。
扇子(ハンディ扇風機)
扇子やハンディファンも暑い沖縄旅行で必需品の一つです。
避難時にも屋外やクーラーの効いていない部屋での避難時にあると便利なグッズです。
荷物になるなら扇子などちょっとの隙間にも入れる事が出来るので、持っておきたいですね。
5つの使い方がでる多機能なのに軽量なハンディファンです。
肩掛けやハンディファンとしても使えるのはもちろんですが、卓上扇風機にしたり、スマホスタンドなど普段使いが出来ます。
一番の特徴は、モバイルバッテリーとして使う事が出来るところです。
モバイルバッテリー
沖縄旅行に来たら綺麗な景色や記念撮影などでスマホを使う機会が増えると思います。
避難時にも家族と連絡を取ったり、災害情報を知れべたりとスマホを使う事があると思います。
そんな時に、バッテリーが無くなってしまったら、連絡も取れなくなると大変ですね。
手のひらサイズの国内最小軽量(174g)のモバイルバッテリーです。
USB A と USB C が付いていて2つ同時に充電する事も可能です。
2年保証もついているのが良いですね。
旅行中に災害時に、もしもの時の備えは?についてはこちらから>>
私は普段から、持ち歩いているものばかりです。
自然災害を想定して旅行の荷物を持ってくることは出来ないので、必要最低限でも持っていると安心なものをご紹介しました。
沖縄の旅行時に持っていても困らない物なので、ぜひ持ち物リストに入れてみてくださいね。
まとめ
沖縄で起きた津波警報時の交通機関の影響や垂直避難についてはいかがだったでしょうか?
飛行機の離着陸が停止したり、車の渋滞があちらこちらで起きてしまい、津波警報が解除された後も混乱が続きました。
観光中に今回のように避難指示が出た時には、観光施設の方の指示に従って避難が出来るようにしたいですね。
出来るだけ海や川から離れて高台を目指して避難をしたいですが、出来ない場合もあると思います。
その時のために、垂直避難という事があることも知って頂きたかったので記事にしました。
旅行で必要なものが、避難時にも必要なものだという事にも友人からの話で知る事が出来ました。
少しでも、お役にたてれば幸いです。
沖縄で起きた津波警報の体験談についてはこちらから ⇩⇩⇩ ⇩⇩⇩
津波一時避難ビルについてはこちらから ⇩⇩⇩ ⇩⇩⇩
沖縄の石垣島の避難ホテルについてはこちらから ⇩⇩⇩ ⇩⇩⇩
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