沖縄の伝統工芸品のミンサー織は、特に八重山ミンサーが有名です。
竹富島発祥で、木綿の素材を平織にして仕上げます。
五つと四つの模様を織り込んだ模様は、ドラマ「ちゅらさん」で知った方も多いのではないでしょうか?
女性から愛する男性に贈られた藍一色の帯「ミンサーフ」が原型だとされています。
沖縄のミンサー織の柄は、琉球王朝時代から伝わり、五つと四つの柄からなり、その柄にはとても素敵な意味が込められています。
5月4日はミンサーの日として、石垣島ではミンサー織の体験などが行われたりします。
この記事では、沖縄の伝統的なミンサー織の意味や体験出来る観光地などをご紹介します。
沖縄ミンサー柄の意味
ミンサー織は、元々は愛する男性に女性が贈る腰ひもとして使われていたとされています。
木綿素材を平織りして作られていて、五つと四つの市松模様が織り込まれています。
この模様は、夫婦がいつまでも仲良く暮らせるようにと願いを込めたものです。
「いつ(五)の世(四)までも末永く」という意味で、五つと四つの市松模様を織り込んでいます。
ミンサー織には、ムカデの足のような模様があります。
これは、昔の八重山地方で、通い婚が行われていた時代に「足繫くおいでください」という想いが込められていて、愛に満ちた意味が込められています。
今では、この織物を使ったバッグやハンカチなどがあります。
また指輪などに模様を刻んだりして、伝統を守りつつ現代のライフスタイルに合わせた進化を続けています。
私の友人が結婚すると決まった時に、沖縄に遊びに来てくれました。
この時に、娘と一緒にミンサー柄のクッキーを作って、女性から男性へ渡してもらいました。
沖縄出身の旦那が、五つと四つの柄の意味を、2人に話してくれた事を覚えています。
沖縄ミンサー織の体験
ミンサー柄の意味を知ると、自分でも作ってみたくなりますね。
実際に、ミンサー織を体験できる場所があるので、ご紹介します。
おきなわワールド
機織り(はたおり)を体験する事が出来ます。
ミンサー柄の五つと四つの柄を組み合わせて、コースターやしおりを作る事が出来ます。
赤瓦の古民家で体験する事が出来ます。
住所:沖縄県南城市玉城字前川1336番地
時間:9:00~17:30
定休日:年中無休
駐車場:あり(無料)
おきなわワールドでは、他にも体験する事が出来ます。
おきなわワールドについて詳しくは、こちらから ⇩⇩⇩ ⇩⇩⇩
レストランショップ琉球の館(ひめゆり会館)
ひめゆりの塔の近くにあるレストランやお土産などが販売されている、レストランショップ琉球の館では、ミンサー織体験が出来ます。
コースターやタペストリーにミニテーブルセンターなど、お好みのコースを体験する事が出来ます。
住所:沖縄県糸満市734
時間:9:00~17:30
定休日:年中無休
駐車場:100台
糸満市には新鮮な魚介類を食べる事が出来る道の駅があります。
道の駅いとまんについて詳しくはこちらから ⇩⇩⇩ ⇩⇩⇩
みんさー工芸館
ミンサー織の最終工程を体験する事が出来ます。
コースターは30分程で作る事が出来ます。
本格的なタペストリーなども、丁寧に教えてくれます。
住 所:沖縄県石垣市字登野城909
時 間:9:00~18:00
定休日:なし
駐車場:あり(無料)
石垣島の観光スポットやグルメをご紹介!についてはこちらから>>
沖縄ミンサー柄の指輪
ミンサー柄の五つと四つの柄が刻まれたマリッジリングは、永遠に絆が続くようにと想いが込められています。
「いつの世も末永く、仲むつまじく」という意味のミンサー柄のマリッジリングも素敵ですね。
ミンサー柄 ペアリング
シンプルなデザインのミンサー柄のペアリングです。
沖縄製のマリッジリングです。
純白の可愛いペアリングBOX付です。
ミンサー柄 ペアリング(刻印無料)
ミンサー柄の模様が入ったリングです。
レディースのリングには、ブルーグラデーションのストーンが埋め込まれています。
ペアリングのメンズ用のラインとレディースのラインを合わせると、ハートの形になります。
2人でひとつになるミンサー柄 ペアリング
ミンサー柄のペアリングで、リングの外側と内側にそれぞれ、五つと四つのミンサー柄が彫られています。
メンズとレディースの柄が外側と内側が逆になっているので、二人でひとつのミンサー柄がが出来上がります。
まとめ
沖縄のミンサー織についてはいかがだったでしょうか?
ミンサーの五つと四つの柄の意味が分かると、大切な方へ贈りたい素敵なお土産になりますね。
沖縄では特別な意味をもつミンサー柄は、今では織物だけでなくマリッジリングにも使われています。
もちろん、織物としても沢山の種類もあり、名刺入れやポーチなどもあります。
沖縄のミンサー織についてはこちらから ⇩⇩⇩ ⇩⇩⇩
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